|
今年の我が家の夏休みは、朱鞠内湖へ２泊３日で行ってきました。
ここには以前に一度だけ行ったことはあったのですが、是非ともカヌー持参で再度行きたいなと思っていたのです。
札幌からだと国道２７５を使って片道４時間弱といったところでしょうか？結構遠いですね・・・。
我が家が着いたのは１０時位でしょうか？当然のように場内には既にテントがあちこちに建っています。後で思ったのですが、このキャンプ場は結構連泊する方が多いようです。第２と第３サイトをあっちこっちと歩いては物色したんですが・・・タッチの差で良さそうな所を取られたりと悪戦苦闘しながらも第２サイトのほぼ先端湖畔部に決定！なかなか良い場所がキープできました。そして、今回は連泊でしたので久々に大きなコールマンのスクリーンとテントでゆったりと。しかし、後にこれがあだとなるとはね・・・。それと、色々なHPで話題に上がっていた大型のアカウシアブですが、確かに飛んでいましたが思ったよりも全然少なくて虫嫌いな私は安心しました。
 
サイトの設営が終わり一息ついたところで、早速我が家のカヌー「アリー」を組み立て、念願のカヌーイングに！
テントサイトからは少し急な坂を下りるとすぐに湖面に出られます。
まずは気の向くままに漕ぎ出します。目の前の島をぐるりと一周してみることに・・・これが以外と距離があるんですね、パドリング初心者の慣れない我が家にとっては最初から結構疲れてしまいました（汗）
たまらず途中の一番大きな藤原島で一休み。まだまだ、ここら辺が良くわかっていない初心者っぽいですね。
 
１日目は、雲の隙間から太陽が時折出ていたりして外遊びに丁度良い天気でした。しかし、湖に出ると少し風があったのでとりあえず早々にテントに戻ることにしました。テントに戻って一休み。すると流石にお盆休みとあってドンドンとテントが立ってきます。我が家のすぐ横も案の定、人が来ました。しかし、ここはテント床が作られていて、ある程度の距離が保たれているのでそんなに不快感は感じず、混雑必至のこんな時期にはかえって良いですね。この日はおよそ３０組くらいは入っていたでしょう。
   
夕方、風が止み波が落ち着いてきたので、再度出廷しました♪今度はキャンプ場から湖に向かって左側の岸近くを進んでみました。すると、岸の近くでは湖面から枯れた木々がにょきにょきと出ていて、なんとも不思議な風景が見れました。きっとこれらが朱鞠内湖の独特な風景を作り上げているのでしょうね？こんな幻想的な風景を眺めながらゆ〜っくりと楽しめるのは、カヌーの特権だと思います。途中の湖岸に降りると、おそらく満水時には水没するであろう？こーんな大きな木の根っこがあったりと、自然の偉大さと人間が行った自然破壊の結果を実感できます。なんといってもダムは人間が作り出したものですからね・・・
サイトに帰る頃には夕陽がだいぶ傾いてきて、これまた綺麗な湖の景色を堪能できました。
  
さぁ、サイトに戻って夕飯です。今晩は好物のチーズフォンデュです。しかし問題発生！困ったことに小麦粉が無かった！でも・・・とりあえずやってみました。しかし、やっぱりダメですね（涙）牛乳とチーズがうまく絡まず分離してしまいました。そうはいっても他のメニューも無いのでしょうがなく完食しましたよ！
その後はワインを飲みながらまったりと過ごしました。そして朝が早かったこともあり、この日は早めの就寝になりました。まわりも比較的静かでしたので、ゆっくりと休むことが出来ました。爆睡。。。
翌朝、起きると天気は小雨模様。しかし、そのうち止んできたので・・・
今のうちにと、カヌーを漕ぎ出しました。今日はカヌー乗りの皆さんが一度は見に行くという例の木を探すために漕ぎ出しました。最初雨は小降りでしたが、途中の島まで来た途端に本降りに！急遽、島で雨宿りです。そこから例の湖面から突き出た木が遠めに見ることが出来ました。そこには３０分くらい居たでしょうか？やっと雨も落ち着いてきたので今のうちにと帰路につきます。帰りは小さな島の間を通って帰りました。
 
そこで、感動の景色が！小さな島の間に入った途端に風が無くなり、湖面が揺れなくなりました。すると・・・湖面がまるで鏡のように見えてきました。本当の陸の土の部分と反射している部分の境目がわからないくらいくっきりと反射して見えました。これは何とも表現が出来ないくらいすばらしく綺麗な景色ですね。家族３人でしばし感激感動していました。
テントに戻り、遅めの朝食にフレンチトーストを食べました。周りではボチボチ撤収の準備をされている方もいましたが、我が家は連泊なのでゆーっくりとできました。比較的、昨日遅い時間に入ってきた方たちは朝も早くに撤収されていたので、きっと色んな所を移動キャンプをしているのでしょうね。
 
予報ではこの日の夕方から雨が降るとの事でしたので、早めにカヌーを片付けておこうと乗り降りの祭に泥だらけになってしまったアリーの船内を水洗いし収納を完了。そして、ゆっくりと汗を流しに幌加内の道の駅の裏手にある「せいわ温泉ルオント」まで行ってきました。キャンプ場からは車で２０分くらいです。露天風呂もありゆっくり出来ましたよ。
帰りに国道沿いにある「霧立亭」にて幌加内名産の蕎麦を食べてきました。蕎麦好きの私が思っていたのと少しイメージが違い困惑しましたが、咽喉越しの良い腰のあるそばでした。ちなみに私が食べたのは「そばの実天そば」です。
サイトに戻ってからはカヌーもすっかり片付けていたので、スクリーンテント内で本を読んだり遊んだりしていました。残念ながら？このときまで雨は降らず・・・夕方もカヌーに乗れたなぁと後悔していました。そして夜には、ギョーザを食べて、その後はまったり焚き火タイム。風も無く気温も高かったので火の近くは暑くてしょうがありませんでしたよ。
 
翌朝はやっぱり雨。テントの中で早朝から雨が降っているのを耳で感じておりました。天気予報的中！
流石にこの雨じゃ外にも出られず何も出来ません。まったりしながら携帯電話でＢＬＯＧのチェックをしてみると、なんといつも私のＢＬＯＧを見てくださっているNorth Breezeのアルミ缶さんが朱鞠内湖に来ている？ではないか？すぐに場内を探して見るもののそれらしき車は見当たらない。慌ててＢＬＯＧにコメントをしてみるが・・・残念ながらもう帰ってしまった後でした。本当に残念。折角お会いできるチャンスだったのに・・・昨日のうちにＢＬＯＧ見てチェックしていれば良かったんですが、不覚です。今回、我が家がいつものティエラのテントで来ていなかったのと、早々にアリーを仕舞ってしまった事が原因でアルミ缶さんが私を探せずにいて、結果会えなくなってしまいました。すみませんでした。そしてわざわざ遠い所、探しに来てくれてありがとうございます。次回は必ずお会いしましょう・・・。
 
最後のあさは娘の希望で「チキンラーメンたまごのせ」です。なんだかとても懐かしい味がしました。
その後、雨は止まず小雨になったところを狙っては少しずつ片付けて、結局テントは濡れたままビニールに入れでジェットバックに収納。少しずつやりながら昼過ぎには撤収完了。我が家がテントを張っていた場所を初山別から移動してきたというご夫婦に譲り、色んな意味で思い出深いキャンプとなった朱鞠内湖とはお別れです。朱鞠内湖・・・ぜひとも、また来たいキャンプ場ですね。
追伸、もちろんずぶ濡れのテントたちは翌日広げてホースで水洗いしました。
|
２００８年のキャンプ日誌��